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2018.06.18(月)

「青少年のインターネット利用環境実態調査」を公表、出会い系サイトや著作権等の違法情報の問題の認知度は高い結果に(内閣府)

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 内閣府は平成30年2月27日、平成29年度「青少年のインターネット利用環境実態調査」結果(速報)を公表した。高校生の26.1%は、1日あたり平均5時間以上インターネットを利用。家庭のルールの有無について、保護者と青少年の認識にギャップがあることがわかった。

 平成29年度「青少年のインターネット利用環境実態調査」は、平成29年11月3日~12月3日に青少年(満10歳~満17歳)と同居保護者を対象に実施。青少年調査で3,288人、保護者調査で3,469人から回答を得た。

 青少年の82.5%がいずれかの機器でインターネットを利用しており、利用する機器は「スマートフォン」がもっとも多い。インターネットの利用内容を見ると、高校生は「コミュニケーション」89.8%、「動画視聴」84.9%、「音楽視聴」83.3%が上位。中学生は「動画視聴」80.3%、「ゲーム」73.5%、「コミュニケーション」70.4%の順、小学生は「ゲーム」77.9%、「動画視聴」63.6%の順に多い。経年で比較すると、「動画視聴」は全体で見ても増加傾向。平成26年度は69.0%だったが、平成29年度は77.7%に達している。

 インターネットの利用時間(平日1日あたり)は平均159.3分となり、平成28年度より約5分増加した。学校種別では、小学生97.3分、中学生148.7分、高校生213.8分と、年齢とともに利用時間が増加。高校生の26.1%は、利用機器の合計で5時間以上インターネットを利用していた。

 一方、保護者のインターネット利用内容は、「コミュニケーション」91.2%、「情報検索」87.1%が上位だった。ゲームやショッピング、オークションの利用は学校種が下の保護者の方が多い。利用時間(平日1日あたり)の平均は136.4分で、保護者の43.7%が2時間以上インターネットを利用していた。

 インターネットを安全・安心に使うための保護者の注意点の認知に関して、「出会い系サイトや著作権等の違法情報の問題を知っている」は83.0%だったのに対し、「インターネットの過度の利用に関する問題を知っている」59.0%、「クレジットカードの管理等の電子商取引に関する問題を知っている」64.3%は相対的に低い。

 インターネットに関する啓発や学習の経験は、保護者の91.9%が「説明を受けたり学んだりした」と回答。具体的には、「学校の保護者会やPTAの会合で説明を受けた」「学校から配布された啓発資料などで知った」が多かった。

 また、インターネットの利用に関する家庭のルールについて、なんらかの「ルールを決めている」が保護者83.5%だったのに対して、青少年は65.1%と差があった。特に高校生と保護者の間では21.7ポイント差となっており、青少年の実態と保護者の認識にギャップがあることがわかった。

ネットの家庭ルール「決めている」認識は親だけ8割

《黄金崎綾乃@リセマム》

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