「Pulse Secure Linux GUI」に脆弱性、悪意あるサーバに接続される可能性(JVN) | ScanNetSecurity
2024.04.24(水)

「Pulse Secure Linux GUI」に脆弱性、悪意あるサーバに接続される可能性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、Pulse Secure, LLC.が提供するSSL-VPN リモートアクセス製品「Pulse Secure Linux」のGUIクライアントに、SSLサーバ証明書の検証不備の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月2日、Pulse Secure, LLC.が提供するSSL-VPN リモートアクセス製品「Pulse Secure Linux」のGUIクライアントに、SSLサーバ証明書の検証不備の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは5.6。

「Pulse Secure Linux GUI」のWebKitには、SSLサーバ証明書の検証エラーを検知しない脆弱性(CVE-2018-6374)が存在する。この脆弱性が悪用されると、攻撃者によって当該製品とサーバとの間のトラフィックを改ざんされ、接続設定を変更されたり、ユーザに表示される情報を改ざんされたりして、結果としてユーザが悪意のあるサーバに接続される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×