ジュニパーネットワークス株式会社は12月21日、セキュリティ部門の時間節約、運用の簡素化、修復までの時間短縮を支援する、サイバー・セキュリティ・プラットフォームを強化したと発表した。統合型の「Software-Defined Secure Networks」(SDSN)プラットフォームの自動化、機械学習、リアルタイムのインテリジェンス機能と組み合わせることにより、脅威を予測するとともに、侵害によるコストを最小限に抑え、企業の保護を支援するというもの。また、「Security Director」内のポリシー管理を自動化する特許出願中の機能「Dynamic Policy Actions」により、従来は30時間以上かかることもあった攻撃に対する修復ポリシーの作成作業を数分にまで短縮する。環境全体で自動プロビジョンされたメタデータに基づいたエンフォースメント・ポリシーの定義も実現し、ファイアウォールのルール管理に要する時間を80%以上削減するという。さらに、クラウドで提供している「Sky Advanced Threat Prevention」のオンプレミス版となる新製品「Advanced Threat Prevention Appliance」を提供。脅威の行動可視化と、ワンタッチによる脅威の軽減機能により、インシデントへの対応スピードを加速。平均で2時間を要する修復を10分に短縮するという。このほか、「Security Director」を統合した次世代ファイアウォール「SRX4600」も発表した。