A10ネットワークス株式会社(A10)は9月29日、日本市場においてソリューション特化のパートナープログラム「A10 Solution Partner Program」として、SSL可視化分野に特化したパートナー資格「Secure Gateway Solution Partner」を設け、SCSK株式会社を認定したと発表した。これは、インターネットのすべての通信を暗号化する常時SSL化への動きが加速している反面、暗号化通信はサイバー攻撃の隠れみのとしても悪用されている状況を受けたもの。A10はこれまで、アプリケーションサービスゲートウェイ「Thunderシリーズ」により、セキュリティ製品に負荷をかけずにSSLに隠れた脅威を可視化できる「SSL可視化ソリューション」を提供している。しかし、ユーザニーズに対応するには、脅威に関する知識やThunderシリーズを熟知しているとともに、セキュリティ製品とのインテグレーションについても多くの知識と経験を持ち、個々の企業に合わせた柔軟なサービスを提案、構築できるパートナー企業が必要であるとし、SCSKをSSL可視化のエキスパートパートナーとして認定した。SCSKは、既存のセキュリティサービスと組み合わせた「Trusted-caルート証明書自動更新サービス」を年内に展開する予定。