サイバー攻撃発見時の初動対応に300万円までのサイバー保険を付帯(NEC、東京海上日動) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

サイバー攻撃発見時の初動対応に300万円までのサイバー保険を付帯(NEC、東京海上日動)

NECは東京海上日動と共同で、サイバー攻撃を発見した際の迅速な初動対応サービスと、深刻なインシデント発生時の高度なフォレンジック解析の費用を補償するサイバー保険を組み合わせた「ActSecureサイバー攻撃初動対応支援サービス」を製品化し、販売活動を開始した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
日本電気株式会社(NEC)は9月27日、東京海上日動火災保険株式会社(東京海上日動)と共同で、サイバー攻撃を発見した際の迅速な初動対応サービスと、深刻なインシデント発生時の高度なフォレンジック解析の費用を補償するサイバー保険を組み合わせた「ActSecure(アクトセキュア)サイバー攻撃初動対応支援サービス」を製品化し、同日より販売活動を開始したと発表した。価格は月額25万円から(税別)で、今後3年間で10億円の販売を目指す。

同サービスでは、サイバー攻撃を受けた疑いのあるPCをNECのセキュリティ要員が調査し、解析受付から状況ヒアリング、解析結果の報告までの一連の初動対応を24時間以内に実施する。また、サービス利用者は株式会社サイバーディフェンス研究所(CDI)が開発したデータ保全ツールを利用することで、誰でも容易にPCのデータ保全を行える。

さらに、東京海上日動が本サービス向けに開発したサイバー保険を付帯するため、300万円の範囲内で緊急時のCDIのフォレンジック解析の費用を補償するとともに、フォレンジック解析の要員手配や保険適用時の手続きをNECが一元的に行う。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×