独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月15日、Apache Software Foundationが提供する「Apache Tomcat」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。これは、The Apache Software Foundation から複数の脆弱性に対するアップデートが公開されたことを受けたもの。脆弱性と、その影響を受けるバージョンは次の通り。キャッシュポイズニングの問題(CVE-2017-7674)・Apache Tomcat 9.0.0.M1 から 9.0.0.M21 まで・Apache Tomcat 8.5.0 から 8.5.15 まで・Apache Tomcat 8.0.0.RC1 から 8.0.44 まで・Apache Tomcat 7.0.41 から 7.0.78 までHTTP/2 実装における認証回避の脆弱性 (CVE-2017-7675・Apache Tomcat 9.0.0.M1 から 9.0.0.M21 まで・Apache Tomcat 8.5.0 から 8.5.15 まで想定される影響は脆弱性により異なるが、キャッシュポイズニングやディレクトリトラバーサルなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。最新版は以下の通り。・Apache Tomcat 9.0.0.M22・Apache Tomcat 8.5.16・Apache Tomcat 8.0.45・Apache Tomcat 7.0.79
Apache Struts 2 において Struts 1 由来のプラグインでの値検証不備により任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2017.7.26 Wed 8:15