今年の5月中旬、ランサムウェア「WannaCry」(別名:WannaCrypt、Wcryなど)による世界的な被害が発生したのは、記憶に新しいところです。6月末から7月上旬にかけても、再びランサムウェアの大規模感染が確認されました。今回新たに観測されたのは、「Petya(ペトヤ/ペチャ)」と呼ばれるマルウェアの亜種(通称「GoldenEye」)による攻撃です。
情報処理推進機構(IPA)の発表によると、このPetya亜種は、PC内データ暗号化の機能、OSの読み込み領域を書き換えPCをロックする機能、ネットワーク内PCに感染する機能などを持った、強力なランサムウェアであることが判明しています。感染拡大のため「WannaCry」で悪用された脆弱性「MS17-010」を採り入れるなど、最新動向にも対応しています。6月27日(現地時間)から、欧州を中心に深刻な被害が発生しました。
情報処理推進機構(IPA)の発表によると、このPetya亜種は、PC内データ暗号化の機能、OSの読み込み領域を書き換えPCをロックする機能、ネットワーク内PCに感染する機能などを持った、強力なランサムウェアであることが判明しています。感染拡大のため「WannaCry」で悪用された脆弱性「MS17-010」を採り入れるなど、最新動向にも対応しています。6月27日(現地時間)から、欧州を中心に深刻な被害が発生しました。