独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月4日、Microsoft Windowsにショートカットファイル(LNK)で指定されたコードが自動的に実行される脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは7.8。Microsoft Windowsには、コントロールパネルにおけるショートカットファイルのアイコンの取得に問題(CVE-2017-8464)が存在する。この脆弱性により、細工されたショートカットファイルをユーザに表示させることで、ユーザの権限で任意のコードが実行される可能性がある。また、OSおよびオートラン/オートプレイの設定によっては、USBデバイスを接続するだけで、任意のコードが実行される可能性がある。JVNでは、Microsoft Updateを実行し修正するよう呼びかけている。