一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月1日、Cyber News Flashとして「Webサイトへのサイバー攻撃に備えて」を公開した。これは、Webサイトに対する改ざんやDDoS等の被害が複数寄せられていることを受けたもので、特に改ざんや情報窃取などの被害が発生した場合は事業に直結する影響を受ける可能性があるとして、サイバー攻撃に備えてWebサイトの定期的な点検を行うよう勧めている。また、「脆弱性を突いたWebサイトへの侵入と情報窃取」および「脅迫を伴ったDDoS攻撃やAnonymousによるDDoS攻撃」を代表的なWebサイトへの攻撃の事例として紹介し、点検項目を挙げている。点検項目は「利用製品(プラグインなど追加の拡張機能も含む)のバージョンが最新であることの確認」「Webサーバ上のファイルの確認」「Webアプリケーションのセキュリティ診断」「ログインIDとパスワードの確認」「DDoS 対策や、対応体制の確認」の5つ。