CMS本体だけでなく、プラグインの脆弱性管理も重要--JVN登録状況(IPA) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.10.20(金)

CMS本体だけでなく、プラグインの脆弱性管理も重要--JVN登録状況(IPA)

脆弱性と脅威 脅威動向

独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は7月25日、2017年第2四半期(4月から6月)における「脆弱性対策情報データベース『JVN iPedia』の登録状況」を発表した。発表によると、同期間にJVN iPedia日本語版へ登録された脆弱性対策情報は3,511件で、累計登録件数が70,996件となった。内訳は、国内製品開発者から収集したもの3件(公開開始からの累計は183件)、JVNから収集したもの310件(累計7,470件)、NVDから収集したもの3,198件(累計63,343件)となっている。

また、件数が多かった脆弱性は、「CWE-119(バッファエラー)」559件、「CWE-284(不適切なアクセス制御)」364件、「CWE-264(認可・権限・アクセス制御)」316件、「CWE-200(情報漏えい)」302件、「CWE-79(クロスサイトスクリプティング)」289件などとなっている。もっとも件数の多かったバッファエラーは、データの盗み見や改ざんなどの被害につながる可能性がある。

レポートでは注目情報として、「WordPress用プラグインのソフトウェアに関する脆弱性対策情報について」および「IPAに報告されたDLL読み込みに関する脆弱性について」を挙げている。2017年6月には、WordPress用プラグイン「WP Job Manager」を使用した国内の複数のWebサイトにおいて、本プラグインの脆弱性を悪用した攻撃による被害が発生した。この脆弱性は、Webの改ざんに悪用される。IPAでは、CMSの本体だけでなく、プラグインのソフトウェアについても最新の更新情報を随時確認し、すみやかに最新パッチを適用することが重要としている。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

脆弱性と脅威 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. OSSに潜在する訴訟・脆弱性リスク

    OSSに潜在する訴訟・脆弱性リスク

  2. 「JP1/秘文」で作成した自己復号型機密ファイルに、DLL読込に関する脆弱性(HIRT)

    「JP1/秘文」で作成した自己復号型機密ファイルに、DLL読込に関する脆弱性(HIRT)

  3. 「DLL読み込み」の脆弱性の公表件数が急増、対策方法を紹介(IPA)

    「DLL読み込み」の脆弱性の公表件数が急増、対策方法を紹介(IPA)

  4. Apache Tomcat において値検証不備により JSP ファイルがアップロード可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

  5. 10月10日に「Office 2007」の延長サポートが終了、しかし40万台が今も利用(トレンドマイクロ)

  6. Apache Tomcatにおける、任意のファイルをアップロードされる脆弱性を検証(NTTデータ先端技術)

  7. マイクロソフトが10月のセキュリティ更新プログラムを公開、すでに悪用も(IPA)

  8. Apache Struts 2 において REST プラグインでの XML データ処理の不備により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

  9. インシデントは「スキャン」が半数、フィッシングサイト報告件数は千件超え(JPCERT/CC)

  10. WPA2の脆弱性「KRACKs」に注意喚起、通信を盗聴される可能性(JVN)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×