独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月20日、Geniviaが提供する「gSOAPライブラリ」にスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは7.3。「gSOAP ライブラリ 2.8.48 より前のバージョン」には、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2017-9765)が存在する。この脆弱性により、遠隔の第三者が送信する細工されたSOAPメッセージを処理することで、任意のコードが実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。