独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月19日、Dahua製 IP カメラ製品が使用しているSonia ウェブインタフェースにスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは9.8。Dahua社製のIPカメラ製品が使用する、IPカメラを操作するWebインタフェースやその他のサービスを提供する「Sonia (/usr/bin/sonia) 」というアプリケーションにスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2017-3223)が存在する。この脆弱性により、遠隔の第三者によって送信された、細工されたPOSTリクエストを処理することで、DoS攻撃が行われたり、当該製品上で任意のコードを実行されたりする可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。