インシデントレスポンスと事前・事後対策など「防御モデル」を解説(総務省) | ScanNetSecurity
2024.04.25(木)

インシデントレスポンスと事前・事後対策など「防御モデル」を解説(総務省)

総務省は、「サイバー攻撃(標的型攻撃)対策防御モデルの解説」を公表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
総務省は7月10日、「サイバー攻撃(標的型攻撃)対策防御モデルの解説」を公表した。これは、巧妙化・複合化し続ける標的型攻撃等の新たなサイバー攻撃に継続的に対応できるようにすることを目的とした、「サイバー攻撃対策防御モデル・実践演習の実証実験」事業の一環として検討してきた、官公庁・民間企業等における人的、技術的視点から見たサイバー攻撃(標的型攻撃)対応方策(防御モデル)の成果として策定したもの。

この防御モデルは、人・組織対策と技術的対策で構成されており、前者ではインシデントレスポンスの計画(プランニング)と実行(ハンドリング)について、後者では事前対策・検知・事後対策について解説している。プランニングでは、文献調査から経営層の承認、現状把握、CSIRTの設置など5つのプロセスを設定、ハンドリングでは発見・通報から初動対処、調査、分析、再発防止など7つのフェーズを設定、それぞれ詳細に説明されている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×