独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月24日、Blue Coat Systems Inc.が提供する「SSL Visibility Appliance」にRSTパケットの生成に関する脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは7.2。株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー サイバーセキュリティセンタが報告を行った。「SSL Visibility Appliance 3.8.4FC, 3.9, 3.10, 3.11.3.1 より前の 3.11 系」には、特定のWebブラウザからHTTPSリクエストを受け付けた際に、誤ったシーケンス番号を持つRSTパケットを生成する脆弱性(CVE-2016-10259)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者によりDoS攻撃を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお、SSL Visibility Appliance 4.0 はこの問題の影響を受けない。
Heartbleed ばかりに気をとられるな:FreeBSD にクレデンシャルを漏えいしかねない脆弱性~ OSX、NetApp や Juniper の製品、そしてテレビにさえ FreeBSD が利用されていることを思い出そう(The Register)2014.5.13 Tue 8:30