設置したCSIRTが「期待したレベルを満たしている」、日本では2割に満たず(IPA) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.04.26(水)

設置したCSIRTが「期待したレベルを満たしている」、日本では2割に満たず(IPA)

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー

独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は4月13日、「企業のCISOやCSIRTに関する実態調査2017」の結果を発表した。同調査は2016年10月上旬~11月上旬、日・米・欧の従業員数300名以上の企業のCISO、情報システム・セキュリティ担当部門の責任者および担当者を対象にWebアンケートなどにより実施したもの。

調査結果によると、現在CISOに期待されている役割やスキルでは、「セキュリティ技術分析・評価(52.0%)」「セキュリティ目標・計画・予算の策定・評価(40.8%)」「リスク分析・評価(35.5%)」が上位を占め、「セキュリティ部門と経営層をつなぐ橋渡し」の役割は17.9%、「事業目標との整合」は14.3%など、セキュリティに偏重している状況が明らかになった。

また、CISOが任命されている組織の割合は、米国が95.2%、欧州が84.6%であるのに対し、日本は62.6%と20ポイント以上の差があった。さらに日本では専任のCISOより兼任のCISOが多い結果となっている(兼任CISOの割合:米国16.5%、欧州17.5%、日本34.7%)。CSIRTについては、「設置したCSIRTが期待を満たしている」と答えた割合は、米国は60.8%、欧州は45.4%であるのに対し、日本は18.4%と2割に満たなかった。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

調査・レポート・白書 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 日本の個人PCにインストールされている危険ソフトのトップ3が判明(フレクセラ)

    日本の個人PCにインストールされている危険ソフトのトップ3が判明(フレクセラ)

  2. 最多脆弱性ブラウザはChrome、最もパッチが適用されていないブラウザは(フレクセラ)

    最多脆弱性ブラウザはChrome、最もパッチが適用されていないブラウザは(フレクセラ)

  3. 国内の主要な個人情報漏えい事故をまとめた「日本情報漏えい年鑑2017」(イード)

    国内の主要な個人情報漏えい事故をまとめた「日本情報漏えい年鑑2017」(イード)

  4. 設置したCSIRTが「期待したレベルを満たしている」、日本では2割に満たず(IPA)

  5. 個人PCユーザの半数近くが「Windows 7」を利用、平均的なスペックも明らかに(Avast)

  6. 書評「Dark Territory」 (5) 莫大な情報量と単純な真実

  7. マルウェアが引き続き増加傾向、特にMacを狙うものは前年比744%と急増(マカフィー)

  8. サイバー犯罪者は、乗っ取ったIoTデバイスで「自分専用の軍隊」を組織(フォーティネットジャパン)

  9. セキュリティ投資は大幅に増加するも、効果的な投資は行われていない日本(Thales e-Security)

  10. 過去1年に発生したインシデント、標的型メール攻撃とランサムウェアが台頭(NRIセキュア)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×