独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月11日、株式会社内田洋行が提供するIT資産管理ツール「ASSETBASE」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは6.1。京都大学の山崎啓太郎氏が報告を行った。「ASSETBASE Ver.8.0 およびそれ以前」には、XSSの脆弱性(CVE-2017-2134)が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該製品に管理者としてログインしているユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。