D-Link製VPNファイアウォールに、管理機能を操作される脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2024.04.17(水)

D-Link製VPNファイアウォールに、管理機能を操作される脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、D-Linkが提供するVPNファイアウォール機器「DIR-130」および「DIR-330」のリモートログインページに複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月16日、D-Linkが提供するVPNファイアウォール機器「DIR-130」および「DIR-330」のリモートログインページに複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは9.8。現時点で対策方法は公開されていない。

ファームウェアバージョン「1.23」の「DIR-130」、および同「1.12」の「DIR-330」には、キャプチャリプレイによる認証回避(CVE-2017-3191)と不十分な認証情報の保護(CVE-2017-3192)の脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの第三者によって、当該機器における管理者アカウントの認証情報を取得され、管理機能の操作が行われる可能性がある。JVNでは、機器へのアクセスの制限や、リモート管理機能の無効化により、本脆弱性の影響を軽減できるとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×