独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月16日、Apple社が提供する音楽制作アプリケーション「Apple GarageBand」に任意のコードを実行される脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。これは、Apple社からGarageBand向けのアップデートが公開されたことを受けたもの。「GarageBand 10.1.6 より前のバージョン」には、細工されたGarageBandプロジェクトファイルを開くことで、任意のコードが実行される脆弱性(CVE-2017-2374)が存在する。JVNでは、Apple社が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。