マクニカネットワークス株式会社は1月19日、米ObserveIT社と販売代理店契約を締結したと発表した。これによりマクニカネットワークスは、米ObserveIT社のソフトウェア「ObserveIT」の提供を同日より開始した。同製品は、ユーザのシステム操作証跡を録画し、User Behavior Analytics(UBA)によって内部不正リスクを可視化するソリューション。悪意のあるユーザを簡単かつ効率的に検知できるという。録画機能は、ログが残るシステム操作に加え、システム管理ツールやテキストエディタなど、ログ生成機能のないアプリケーションやツールによるシステム操作も対象になる。録画したデータは解析可能なメタデータに変換され、ObserveITが提供するUBAによってユーザの各操作をスコアリング、自動解析することで、内部不正を犯すリスクのあるユーザを可視化する。スコアリングルールは利用環境に合わせて修正、追加、削除が可能。また、管理者は可視化された内部不正リスクのあるユーザをダッシュボード上でリアルタイムにモニタリングすることができるため、不審な操作が検出されたユーザに対して通知、教育を行うことで、内部不正を未然に防ぐことができる。さらに、録画していることをユーザに知らせることで、ユーザのセキュリティ意識を向上させ、悪意ある操作の抑止効果も見込めるとしている。
欧州のプライバシーの戦士たち「1 月までに Safe Harbor の混乱状態を修復せよ──さもなくば地獄を見せる」~平和的な合意に至らなければ、弁護士がシリコンバレーを脅すことに(The Register)2015.10.22 Thu 8:30