PHPMailer において送信元情報の検証不備により任意のファイルが書き込まれてしまう脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.12.12(火)

PHPMailer において送信元情報の検証不備により任意のファイルが書き込まれてしまう脆弱性(Scan Tech Report)

脆弱性と脅威 エクスプロイト

◆概要
WordPress をはじめとした様々な CMS ソフトウェアにも組み込まれているライブラリソフトウェアである PHPMailer に、値検証の不備により遠隔から任意のコードが書き込まれてしまう脆弱性が報告されています。当該脆弱性に脆弱であるソフトウェアを Web アプリケーションに用いている場合、悪意あるファイルを書き込まれ、攻撃者に侵入されてしまう可能性や、意図していない動作を強制させられてしまう可能性が考えられます。ソフトウェアのバージョンをアップデートすることにより、対策することが可能です。
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◆分析者コメント
世界的に高いシェアを誇る CMS である WordPress をはじめとした様々な CMS で、当該ソフトウェアがライブラリとして用いられています。ソフトウェアの性質上、様々な Web アプリケーションで用いられている可能性が高いソフトウェアであるため、意図せず当該ソフトウェアを利用しているユーザも多く存在すると考えられます。脆弱性が発現する条件が厳しいため、影響度を受ける可能性が低い脆弱性であると考えられますが、メールを送信する機能を持つ Web アプリケーションを運用している場合は、脆弱なソフトウェアがライブラリとして含まれていないか確認することを推奨します。CMS 製品によっては、当該ソフトウェアのコード名が改変されている場合があるため、当該ソフトウェアが用いられているか否かについては、利用している CMS 製品の公式ページを確認してください。
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◆深刻度(CVSS)
・CVE-2016-10033:
PHPMailer における値検証不備により遠隔から任意のファイルが書き込まれ
てしまう脆弱性
[CVSS v2]
6.8
https://nvd.nist.gov/cvss/v2-calculator?name=CVE-2016-10033&vector=(AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P)
[CVSS v3]
8.1
https://nvd.nist.gov/cvss/v3-calculator?name=CVE-2016-10033&vector=AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

・CVE-2016-10045:
CVE-2016-10033 の修正漏れ
[CVSS v2]
6.8
https://nvd.nist.gov/cvss/v2-calculator?name=CVE-2016-10045&vector=(AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P)
[CVSS v3]
8.1
https://nvd.nist.gov/cvss/v3-calculator?name=CVE-2016-10045&vector=AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

※本記事では、CVE-2016-10033 のエクスプロイトコードを取り上げて記事を進めます。
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◆影響を受けるソフトウェア
PHPMailer のバージョン 5.2.20 未満が当該脆弱性の影響を受けると報告されています。
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◆解説
様々な CMS ソフトウェアにも組み込まれているライブラリソフトウェアである PHPMailer に、値検証の不備により遠隔から任意のコードが書き込まれてしまう脆弱性が報告されています。
《株式会社ラック サイバー・グリッド研究所》

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