インターネットに接続された機器を狙う脅威、設定の見直しを呼びかけ(JPCERT/CC) | ScanNetSecurity
2024.07.27(土)

インターネットに接続された機器を狙う脅威、設定の見直しを呼びかけ(JPCERT/CC)

JPCERT/CCは、インターネットに接続された機器の管理に関する注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威
2016年11月~12月の主な探索パケット観測数の推移
一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月21日、インターネットに接続された機器の管理に関する注意喚起を発表した。JPCERT/CCでは、監視カメラやストレージ機器、特定産業向け組込み通信機器、DVR(デジタルビデオレコーダー)などを標的とした「Mirai」等のマルウェアによる感染や、機器の探索と思われるパケットを継続して確認しているという。

こうした観測状況から、攻撃の増加や悪用される脆弱性が変化する可能性が推測できるとして、企業だけでなく個人においても、インターネットに接続した機器の設定を今一度見直すことが必要としている。具体的な対策として、「機器がインターネットからアクセス可能かどうかを確認する」「適切なパスワードを設定する、および認証機能を有効にする」「ファームウエアのアップデートを実施する」の3点を挙げている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

編集部おすすめの記事

特集

脆弱性と脅威 アクセスランキング

  1. Assimp にヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性

    Assimp にヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性

  2. 「アダルトサイトを閲覧している姿を撮影した」脅迫メールの報告が急増(IPA)

    「アダルトサイトを閲覧している姿を撮影した」脅迫メールの報告が急増(IPA)

  3. スマホアプリ「ピッコマ」に外部サービスの APIキーがハードコードされている問題

    スマホアプリ「ピッコマ」に外部サービスの APIキーがハードコードされている問題

  4. 「ポケモンセンターオンライン」を装ったフィッシングサイトに注意喚起(ポケモンセンター)

  5. NETGEAR 製ルータにバッファオーバーフローの脆弱性

  6. JPCERT/CC、仮想通貨マイニングツールのXMRigの設置を狙った攻撃を順序立てて詳説~対策マニュアルとしても有効

  7. PlayStation公式になりすましたアカウントに注意喚起、個人情報要求DMも

  8. Apache HTTP Server 2.4 に複数の脆弱性

  9. メルカリがフィッシング詐欺に注意喚起、アプリの利用など推奨

  10. 「GROWI」にWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される複数の脆弱性(JVN)

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×