独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月13日、The Apache Software Foundation が提供する、Java Message Serviceを実装したオープンソースのミドルウェア「Apache ActiveMQ」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは4.8。「Apache ActiveMQ 5.0.0 から 5.14.1 まで」には、格納型のXSSの脆弱性(CVE-2016-6810)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。