【外伝記事】日本とオランダ、デロイトのサイバーチームがかつて憧れた映画のなかのハッカー 2ページ目 | ScanNetSecurity
2021.12.05(日)

【外伝記事】日本とオランダ、デロイトのサイバーチームがかつて憧れた映画のなかのハッカー

本稿では掲載時に割愛した、デロイト オランダのJoost Kremers氏とHugo van den Toorn氏、そして日本 デロイトトーマツのシニアマネージャー 白濱 直哉 氏の3名に聞いた、セキュリティの仕事を志したきっかけの意外な共通点を記事本編の「外伝」として配信します。

特集 コラム
Joost氏:
14歳の頃に「ソードフィッシュ」という映画を観ました。その映画に有名なヒュー・ジャックマン演じるハッカーが出てきて、6つのモニターを駆使してワームを作るシーンがあって、それですごく興味を持って、翌日書店で早速ハッキングの本を買いました。

私を成長させてくれたのは大学の教授です。いくつかのコースで、2回ほど単位を落としたことがあったんですが、その教授の知見と助けのおかげで辛抱強く学ぶことができ、通常のやり方では履修できなかった単位を、型にはまらないやり方で履修できました。自由な発想を学べたことはその後に大きい影響を及ぼしたと思います。


Hugo氏:
私は、時間があればコンピュータの前に座っていて、それが生活の一部になっていました。そこでハッキングコミュニティとコンタクトをはじめたことがきっかけです。でも、悪いことに技術は使いたくなかったので、他に何ができるかと考えたときに、セキュリティの仕事、良い意図でのハッキングに思い至りました。

私の場合、人や環境というよりも、常に「どうやって」「なぜ」「何なのか」と興味を持って探求していたことと、学んだことを大義のために使っていこうと目的を常に意識していたこと、そして、誰のためになるのか、どんなことができるのか、組織や企業の助けになるか、どんな「いいこと」に自分の知識を使えるのかばかり考えてきました。それはいまも続けていることですけどね。


白濱氏:
私は「ウォーゲーム」という映画でした。当時の最先端のものとしてハッキングに興味を持ち、パソコンもこのころから使い始めました。インターネットは大学に入ってから使うようになったのですが、その頃に今度は「スニーカーズ」という映画を観ました。その映画にはモデルとなった会社があって「この仕事がしたい」と思いました。まさに今回オランダのコンサルタントから受けた RedTeaming Operation のトレーニングは「スニーカーズ」で行われていたペネトレーションテストそのものですから、夢に近づいて行っているともいえます。

成長させてくれたのは、最初に就職した会社の上司です。技術力が高くて、でもフレンドリーに接してくれ、毎日のように飲みに行きました。一緒に飲む中で、考え方や、仕事をする目的、将来像、セキュリティで社会にどんな貢献ができるのか、そういった話を聞きながら、いまの私の働き方のスタイルができていったと思います。

――ありがとうございました。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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