デロイト トーマツ グループは12月8日、サイバー人材育成・輩出を目的とした「デロイト トーマツ サイバーアカデミー」の開設を発表した。デロイト トーマツのサイバーセキュリティの知見とコンサルティング・人材育成のノウハウを活用し、サイバー関連業務に従事できる実践的なスキル・知識を備えた人材の育成・リスキリングを行う。
今回、開設する「デロイト トーマツ サイバーアカデミー」では、企業・官公庁・大学などを対象にサイバーセキュリティ人材タレントループにおける「育成」の領域を中心に、前工程となるサイバー戦略・サイバータレント戦略などを踏まえたサイバー人材の定義と育成計画に基づき、サイバースキル習得プログラムを提供する。
デロイト トーマツ サイバー合同会社のコンサルタントが講師を務めるサイバースキル習得プログラムでは、座学だけでなく、実機を使用した演習やOJTのプログラムも用意しており、サイバー関連業務に従事できる実践的なスキル・知識の修得が可能。
サイバースキル習得プログラムのプログラムの一つ「サイバーセキュリティ概論 Cyber Security Basic」では、5日間の講義と演習を通じて、基本的なリスク予防およびリスク発生時に対処するスキル、将来のリスクを予見し備えるスキルなど、現場実務にもマネジメントにも対応できるスキルが習得できる。最大受講人数は30名で標準価格は40万円/人となっている。