独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月15日、TEAM DERAEMONSが提供するコンテンツ管理システム(CMS)である「DERAEMON-CMS」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは4.7。「DERAEMON-CMS version 0.8.9 およびそれ以前」のinstall.phpには、パラメータhostname、databaseおよびusernameの処理が原因でXSSの脆弱性(CVE-2016-7813)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。