日本マイクロソフト株式会社は11月9日、2016年11月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は14件で、このうち最大深刻度「緊急」は6件、「重要」は8件となっている。修正された脆弱性は、CVEベースで74件。今回発表された内容は以下の通り。「緊急」MS16-129:Microsoft Edge 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3199057)要再起動MS16-130:Microsoft Windows用のセキュリティ更新プログラム(3199172)要再起動MS16-131:Microsoft ビデオ コントロール用のセキュリティ更新プログラム(3199151)要再起動MS16-132:Microsoft Graphics コンポーネント用のセキュリティ更新プログラム(3199120)要再起動MS16-141:Adobe Flash Player の累積的なセキュリティ更新プログラム(3202790)要再起動MS16-142:Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3198467)要再起動「重要」MS16-133:Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム(3199168)再起動が必要な場合ありMS16-134:共通ログ ファイル システム ドライバーのセキュリティ更新プログラム(3193706)要再起動MS16-135:Windows カーネルモード ドライバー用のセキュリティ更新プログラム(3199135)要再起動MS16-136:SQL Server 用のセキュリティ更新プログラム(3199641)再起動が必要な場合ありMS16-137:Windows 認証方式用のセキュリティ更新プログラム(3199173)要再起動MS16-138:Microsoft 仮想ハード ディスク ドライバー用のセキュリティ更新プログラム(3199647)要再起動MS16-139:Windows カーネル用のセキュリティ更新プログラム(3199647)要再起動MS16-140:ブート マネージャー用のセキュリティ更新プログラム(3193479)要再起動このうち、MS16-129およびMS16-142(CVE-2016-7199)、MS16-129(CVE-2016-7209)、MS16-135(CVE-2016-7255)は脆弱性の公開・悪用が確認されており、MS16-132(CVE-2016-7256)およびMS16-135(CVE-2016-7255)は脆弱性の公開が確認されていた。