スマートテレビがランサムウェアに感染する瞬間を目撃! IoTセミナー(トレンドマイクロ) 2ページ目 | ScanNetSecurity
2024.04.25(木)

スマートテレビがランサムウェアに感染する瞬間を目撃! IoTセミナー(トレンドマイクロ)

トレンドマイクロは、「IoT時代のホームネットワークに潜む脅威解説セミナー」を開催した。

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ルータの設定を変更するには、管理コンソールにログインする必要がある。しかし、同社の調査によると19%のユーザがルータのログインIDとパスワードを簡易なもの、あるいは初期設定のまま使用しており、辞書攻撃によりIDとパスワードが判明される可能性が高い。また、ルータにはしばしば脆弱性が発見され、悪用されるとルータを乗っ取られてしまう重大なものも少なくない。このためルータのファームウェアの更新が必要だが、自動更新が初期設定では無効になっていたり、利用者側の意識が希薄なため、脆弱性が放置されてしまう傾向にあるという。

ホームネットワークに接続されるスマート家電などの多くは、OSにAndroidを搭載している。同社ではスマートテレビを狙う不正アプリ「Flocker」を検知しており、実際に国内でスマートテレビがロックされる事例も確認しているという。Flockerはこの7月から9月の3カ月で、国内で約3万件が検出されており、スマート家電を狙う攻撃はもはや現実のものになっているとした。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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