独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月23日、株式会社アイビー・ウィーが提供するオープンソースのコンテンツ管理システム(CMS)である「Geeklog IVYWE版」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは6.1。Geeklog IVYWE版において「Assist プラグインバージョン 1.1.2.test20160906 より前のバージョン」「dataBox プラグインバージョン 0.0.0.20160906 より前のバージョン」「userBox プラグインバージョン 0.0.0.20160906 より前のバージョン」が有効になっている場合に、XSSの脆弱性(CVE-2016-4875)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにパッチを適用するよう呼びかけている。