日本マイクロソフト株式会社は9月14日、2016年9月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は14件で、このうち最大深刻度「緊急」は7件、「重要」は7件となっている。修正された脆弱性は、CVEベースで59件。今回発表された内容は以下の通り。「緊急」MS16-104:Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3183038)要再起動MS16-105:Microsoft Edge 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3183043)要再起動MS16-106:Microsoft Graphics コンポーネント用のセキュリティ更新プログラム(3185848)要再起動MS16-107:Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム(3185852)再起動が必要な場合ありMS16-108:Microsoft Exchange Server 用のセキュリティ更新プログラム(3185883)再起動が必要な場合ありMS16-116:VBScript Scripting Engine 用の OLE オートメーションのセキュリティ更新プログラム(3188724)要再起動MS16-117:Adobe Flash Player のセキュリティ更新プログラム((3188128)要再起動「重要」MS16-109:Silverlight 用のセキュリティ更新プログラム(3182373)再起動不要MS16-110:Windows 用のセキュリティ更新プログラム(3178467)要再起動MS16-111:Windows カーネル用のセキュリティ更新プログラム(3186973)要再起動MS16-112:Windows のロック画面用のセキュリティ更新プログラム(3178469)要再起動MS16-113:Windows 保護カーネル モード用のセキュリティ更新プログラム(3185876)要再起動MS16-114:SMBv1 サーバー用のセキュリティ更新プログラム(3185879)要再起動MS16-115:Microsoft Windows PDF ライブラリ用のセキュリティ更新プログラム(3188733)再起動が必要な場合ありこのうち、MS16-104およびMS16-105(CVE-2016-3351)は脆弱性の悪用が確認されており、MS16-110(CVE-2016-3352)は脆弱性情報が一般に公開されていた。