独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月31日、有限会社AKABEi SOFT2が提供する複数のゲーム製品にOSコマンドインジェクションの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによる最大Base Scoreは7.8。AKABEi SOFT2製の複数のゲームには、セーブデータの処理が原因でOSコマンドインジェクションの脆弱性(CVE-2016-4853)が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工されたセーブデータを読み込むことで、任意のOSコマンドを実行される可能性がある。JVNでは、信頼のおけない提供元から提供されたセーブデータを読み込まないようにすることで、本脆弱性の影響を回避できるとしている。