マクニカネットワークス株式会社は6月7日、「日本の閲覧数上位50のWebサイトのセキュリティに関するレポート」を公開した。同レポートは、Web閲覧リサーチ会社Alexaより報告された日本のユーザにより閲覧されたWebサイトの上位50(2016年5月5日時点)のWebサイトに対して、Menlo Security社が同社独自開発ツールを用いて脆弱性に関する状況を調査し、まとめたもの。調査結果によると、上位50サイトのうち15サイトで脆弱性が報告されているバージョンのOSの使用が確認された。その半数以上が、Yahoo!やGoogle、あるいはTwitter、Facebook、YouTubeといった、一見信頼性が高いと思われるサイトや、ブログに関するドメインが多数含まれており、また日本の特徴として価格比較サイトや小売店のサイト、レストラン検索サイトなども確認された。JavaScriptの使用については、前回の21から23.76と若干増加しており、最大では99のスクリプトがひとつのリクエストで実行された。