キヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)は4月20日、中規模事業所向けの次世代ファイアウォール「Clavister Wolfシリーズ」を2016年5月11日より販売開始すると発表した。150名~2,000名規模の事業所向けの製品となっており、「Clavister W20」と「Clavister W30」の2モデルが用意される。また同製品は、スターティア株式会社が提供するネットワークサポートサービス「GateCare」に採用されており、スターティアは「Clavister」に独自のサポートサービスを加えて販売する。同製品は、アンチスパム、IDP、Webフィルタリングなど複数のセキュリティ機能をオールインワンで搭載した次世代ファイアウォール。1台で通信経路の出入り口に多段防御を構築できるため、ランサムウェアの対策にも有効であるとしている。また、オープンソースのソフトウェアを使用していないため、それらの脆弱性の影響を受けず、イメージサイズ17MBのファームウェアにより、軽快な動作を実現している。