独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月4日、ファルコンシステムコンサルティング株式会社が提供するワンタイムパスワード認証製品「WisePoint」にクリックジャッキングの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは5.4。「WisePoint 4.3.1 およびそれ以前」「WisePoint Authenticator 4.1.19.22 およびそれ以前」の管理画面には、クリックジャッキングの脆弱性(CVE-2016-1177)が存在する。この脆弱性により、当該製品の管理画面にログイン済みのユーザが、細工されたページにアクセスし、画面上のコンテンツをクリックした場合、意図しない操作をされる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。