「Granite Data Services」に情報漏えいやDoS攻撃を受ける未対応の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Granite Data Servicesが提供するオープンソースのFlex向けデータサービス「Granite Data Services」にXML外部実体参照処理の脆弱性(XXE)が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
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独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月23日、Granite Data Servicesが提供するオープンソースのFlex向けデータサービス「Granite Data Services」にXML外部実体参照処理の脆弱性(XXE)が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは6.3となっている。
「Granite Data Services version 3.1.1-SNAPSHOT」には、XXEの脆弱性(CVE-2016-2340)が存在する。この脆弱性が悪用されると、攻撃者によってサーバ内の機微な情報を取得されたり、サービス運用妨害(DoS)を引き起こされる可能性がある。現時点では有効な対策方法は公開されていない。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》