日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)とCheck Point Software Technologies(Check Point)は3月4日、脅威インテリジェンスの共有を含む提携の拡大を発表した。これは、セキュリティ業界がサイバー犯罪の防止に共同で取り組む動きが増えてきたことを受けたもので、両社の提携拡大はセキュリティリスクを検出するだけでなく、サイバー攻撃を未然に防ぐツールによりお客様の環境を強化する、より高いレベルの信頼性を提供することを狙いとしている。新たな提携は、両社のセキュリティ・リサーチ・チームがIBMの脅威インテリジェンス共有プラットフォーム「IBM X-Force Exchange(XFE)」を使用した脅威の識別および分析を双方向で共有することや、イベント管理の統合、モバイル保護の高度化、マネージド・セキュリティ・サービスの、主に4つの分野の連携が含まれるとしている。