チェック・ポイントの「Check Point Threat Extraction」は、組織に届いたメールの添付ファイルと、メールに記載されたWebサイトからダウンロードされるファイルをチェックし危険があれば無害化する、既存対策を補完するソリューションです。
悪意のあるファイルには、アクティブコンテンツや、各種の埋め込みオブジェクトなどが追記されています。「Check Point SandBlast Threat Extraction」は、追記された悪用可能なコンテンツを削除し、安全な要素だけでファイルを再構成してからユーザに届けます。
このソリューションは「Check Point SnadBlast Threat Emulation」というサンドボックス機能も搭載しており、ファイルの無害化と並行して、サンドボックスでファイルをチェックします。従来のOSレベルのエミュレーションに加え、独自のCPUレベルの検査を搭載しており、CPUのデバックモードで抽出されたプログラムコードをチェックするため、サンドボックスを検知して休止するマルウェアや、OSの保護機能を回避したメモリ領域で動作するマルウェアも検出できます。
特にモバイルセキュリティを強化する「Check Point Mobile Threat Prevention」は、クラウド上のサンドボックスを活用し、iOS、Androidアプリをサンドボックスで実行させてリスクがあれば通知したり、MDMを導入している環境なら即座にアプリを削除できるソリューションです。ぜひ会場で、セッションやブースでご確認下さい。