独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月17日、Beldenが提供するHirschmannの「Classic Platform」スイッチに、管理者パスワードが漏えいする脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは6.5。影響を受ける製品は複数存在する。Hirschmannの(MACH シリーズスイッチを含む)「Classic Platform」スイッチは、管理者パスワードを使用して、スイッチの設定の遠隔管理を可能にするSNMPコミュニティ文字列を生成することがデフォルト設定となっている。このため、ローカルネットワークの攻撃者は、コミュニティ文字列の情報からスイッチの管理者パスワードを取得することが可能となる。JVNでは、SNMP Password Sync 機能を無効にし SNMPv3 を使用するよう呼びかけている。