東京電力は1月28日、同社カスタマーサービス・カンパニー執務室内において個人情報を記録したUSBメモリを紛失したと発表した。これは同社社員がカスタマーセンター執務室内で、1月21日に電話対応状況のデータ移行を行うためUSBメモリを使用し、その後1月25日に再度データ移行を行おうとした際に同USBメモリの紛失に気づいたというもの。紛失したUSBメモリには、約81万件の顧客情報(氏名、電話番号、住所、電気料金、電気使用量)が含まれているという。なお紛失したUSBメモリ内のデータには高度なセキュリティ対策が講じられており、また執務室内での紛失と考えられ持ち出された形跡が確認できていないことから、データ流出の可能性は極めて低いとのこと。