独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月17日、コルネ株式会社が提供するショッピングサイトを構築するためのWordPress用プラグイン「Welcart」にSQLインジェクションの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは6.3。「Welcart V1.5.2 およびそれ以前」には、admin.phpにおけるsearch[column] およびswitchパラメータの処理が原因でSQLインジェクションの脆弱性(CVE-2015-7791)が存在する。この脆弱性が悪用されると、第三者によってデータベース内の情報を取得されたり、改ざんされる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。