独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月11日、Netgear社が提供する無線LANルータ「WNR1000v3」のファームウェアに不十分なランダム値を使用している問題が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは5.8。「WNR1000v3 firmware version 1.0.2.68」には、不十分なランダム値を使用している問題(CVE-2015-8263)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にDNSレスポンスを偽装され、LAN内の端末を悪意のあるサーバに誘導される可能性がある。なお、現時点で対策方法は公開されていない。