標的型攻撃から「執拗さ」が消え、範囲がさらに拡大--2016年の脅威予測(カスペルスキー) | ScanNetSecurity
2021.01.18(月)

標的型攻撃から「執拗さ」が消え、範囲がさらに拡大--2016年の脅威予測(カスペルスキー)

カスペルスキーは、Kaspersky Labのグローバル調査分析チーム(GReAT)による2016年のサイバー犯罪の傾向予測を発表した。

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株式会社カスペルスキーは12月10日、Kaspersky Labのグローバル調査分析チーム(Global Research and Analysis Team:GReAT)による2016年のサイバー犯罪の傾向予測を発表した。11月17日にKaspersky Labが発表したプレスリリースの抄訳として伝えている。これによると、2016年に起こりうる脅威として、APTの構造と活動が劇的に変化することを挙げている。検知を回避する目的から、「執拗」な攻撃は減り、メモリ常駐型やファイルレスのマルウェアの比重が大きくなると予想している。

また、ランサムウェアがモバイルデバイスやIoTに加え、OS Xデバイスも標的にするとみている。さらに、Apple PayやAndroid Payなどの新たな決済システムのほか、証券取引所を狙った金融系サイバー攻撃が増加するという。個人情報の漏えいも引き続き発生し、増加するとみている。長期予測では、新たにAPT活動を展開する犯罪グループが増加し、そこに専門知識を提供する犯罪者も増え、Access-as-a-Serviceと呼ぶべき活動が行われるとしている。また、インターネットが国ごとに分断され、その連結点を狙う攻撃が発生すると予測している。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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