デジタルアーツ株式会社は12月8日、企業・官公庁・自治体向けのゲートウェイ型メールセキュリティ製品「m-FILTER Ver.4.5」を2016年1月下旬より提供開始すると発表した。新バージョンでは、シングルサインオン機能によりユーザの利便性を向上。たとえば、ユーザがADFS(Active Directory Federation Service)や主要グループウェアにログインしていれば、送信ディレイで一時保留したメールを確認するために「m-FILTER」利用者管理画面へアクセスする際にログイン情報の入力が不要になる。また、Windows、Linuxともに64bit OSに対応した。これにより、広大なメモリ空間のフル活用が可能になる。たとえば、旧バージョンでは複数台の「m-FILTER」サーバが必要だった大規模環境下のアーカイブ処理も、Ver.4.5以降のバージョンでは1台への集約を実現できるケースもあり、コストや管理の負担を大幅に軽減できるとしている。