群馬大学医学部附属病院は11月27日、患者の個人情報が記録されたUSBメモリを院内で紛失したと発表した。これは同院輸血部でお知らせ葉書送付のために、患者のID、氏名、住所、電話番号、血液型、受診科、血液製剤製造番号をデータ化しUSBメモリに保存していたところ、11月17日に担当医師が紛失に気付き判明したというもの。担当医師はUSBメモリを院外へ持ち出しておらず、作業室は関係者以外の出入りがないため部外者が院外へ持ち出した可能性は低いという。USBメモリには平成27年4月以降に同院で輸血を行った患者584人の個人情報が記録されており、ファイルの暗号化やパスワード設定は実施されていないとのこと。