独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月3日、ボクブロック株式会社が提供するEC-CUBE用プラグイン「管理画面表示制御プラグイン」にSQLインジェクションの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは4.3。「管理画面表示制御プラグイン(2.13系)Ver1.0 およびそれ以前」および「管理画面表示制御プラグイン(2.12系)Ver2.0 およびそれ以前」には、SQLインジェクションの脆弱性(CVE-2015-7784)が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該製品にログイン済みのユーザによって、SQL文を実行される可能性がある。なお、開発者によると本脆弱性によって可用性に影響が及ぶものの、データベース内の情報を取得されたり、改ざんされたりすることはないとしている。JVNでは、開発者の情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。