株式会社ディアイティは11月26日、国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)の開発した、標的型攻撃等のサイバー攻撃に対抗するための統合分析プラットフォーム「NIRVANA改」の利用契約を締結し、同プラットフォームの商用版として「WADJET」製品群を2016年1月より出荷を開始すると発表した。組織内における情報セキュリティインシデントの詳細な原因究明と、迅速な対応を実現する純国産のセキュリティプラットフォームが誕生したとしている。「WADJET」は、組織内ネットワークを流れる通信のリアルタイムな観測・分析や、各種セキュリティ機器からのアラート集約を実現するNICTのサイバー攻撃統合分析プラットフォーム「NIRVANA改」に、ディアイティが独自に開発した分析機能、およびネットワーク機器と連動して異常な通信の遮断や感染ホストの隔離を実現する「自動防御機能」を搭載している。