独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月6日、Dellが提供するUTMアプライアンス「SonicWall TotalSecure TZ 100 シリーズ」にDoSの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによる最大Base Scoreは5.0。「SonicWall TotalSecure TZ 100 シリーズ向けファームウェア 5.9.1.0-22o より前のバージョン」には、DoSの脆弱性(CVE-2015-7770)が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工されたパケットによってDoS攻撃を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけている。