独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月2日、ISUCON 運営チームが提供する「ISUCON5 予選ポータルWebアプリケーション(eventapp)」にOSコマンドインジェクションの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによる最大Base Scoreは6.5。「ISUCON5 予選ポータル Web アプリケーション(eventapp)commit 150e3e6d851acb31a0b15ce93380a7dab14203fa より前のバージョン」には、OSコマンドインジェクションの脆弱性(CVE-2015-5673)が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該製品にログインしているユーザによって、サーバ上で任意の OS コマンドを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。