独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月22日、Apple社が提供する複数の製品に脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。これはApple社が各製品向けのセキュリティアップデートを公開したことを受けたもの。影響を受けるのは、「iOS 9.1 より前のバージョン」「watchOS 2.0.1 より前のバージョン」「Safari 9.0.1 より前のバージョン」「OS X El Capitan 10.11.1 より前のバージョン」など14種類。想定される影響は各脆弱性により異なるが、任意のコード実行、権限昇格、情報漏えい、ファイル上書きなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、Apple社が提供する情報をもとに各製品を最新版へアップデートするよう呼びかけている。