ウイルス対策ソフト「アバスト」にディレクトリトラバーサルの脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

ウイルス対策ソフト「アバスト」にディレクトリトラバーサルの脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、AVAST Software s.r.o.が提供するウイルス対策ソフト「アバスト」にディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月16日、AVAST Software s.r.o.が提供するウイルス対策ソフト「アバスト」にディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによる最大Base Scoreは4.3。

「アバスト ウイルス定義ファイル ID 150918-0 より前のバージョン」には、アーカイブファイルの処理に起因するディレクトリトラバーサル(CVE-2015-5662)の脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工されたアーカイブファイルのウイルスチェックを行うことによって、システム上の任意のファイルを削除される可能性がある。JVNでは、ウイルス定義ファイルを最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×