独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月9日、phpRechnungが提供するWebベースの会計ソフトウェアである「phpRechnung」にSQLインジェクションの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによる最大Base Scoreは6.5。「phpRechnung バージョン 1.6.4 およびそれ以前」には、SQLインジェクションの脆弱性(CVE-2015-5659)が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該製品にログイン可能なユーザによって、データベース内の情報を取得されたり、改ざんされる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。